突然の早産、おもいがけない出産…今知りたい事や欲しい情報ってなかなか見つからないですよね。分からないことが多いし、心配な事が次から次へとやってきて、つい検索魔になってしまう。リスクが高い…障害が残る…など、不安を煽る情報ばかりが目についてしまって。。。
見なければよかった…調べない方が良かった…
なんて落ち込んだことも多々あります。だけどそんな時に、このサイト、この情報は知っておきたかったな~と思うものをセレクトしました。早産後のママさんに届け~。
1.リトルベビーハンドブック
リトルベビーハンドブックは、早産や低体重児向けに考えられた母子手帳のサブブックです。母子手帳と併用して使います。自治体によってはリトルベビーハンドブック発行済みで配布される人もいるかと思いますが、まだまだ発行自治体が少ない(泣)ただ、どこの自治体もPDFなどで公開してくれているので誰でも見ることができますよ~。私は印刷して使っています!
それぞれのページに先輩ママからのメッセージがあり、同じような道を通ったママさんがたくさんいる!と元気づけられるかな~と思います。また、母子手帳は正期産を基準に作られているため、早産ママにとっては精神的な負担になりがち。その点、リトルベビーハンドブックは出産直後から書いていけるので、赤ちゃんのペースで記録を残してあげられると思いますよ!
リトルベビーハンドブック入手方法は?
2021年現在リトルベビーハンドブック発行自治体
リトルベビーハンドブックが済んでいる自治体にはない場合、自治体に要望してみませんか?いつか全国的に広がるといいな~。
2.神奈川こどもNICU早産児の育児応援サイト
神奈川県立子ども医療センターのNICU卒業生のために作られたサイトです。産まれた直後から大きくなるまでに生じる色んな心配や疑問に、先回りして答えてくれているようなサイト。お医者さん目線&親目線で早産児の育児を応援してくれます。
また、神奈川県立子ども医療センターの新生児科部長豊島先生のブログも日々更新されていて、NICU卒業生が度々登場するので励まされます。お医者さんはこういう思いで診てくれているのか~ありがたいと思うブログです。
3.スモールベイビー.com
スモールベイビー.comは、シナジスでおなじみのアッヴィ合同会社が主催する早産児育児のポータルサイト。2021年7月からアストラゼネカ株式会社が運営しています。早産に関すること、RSウィルスに関する情報や未熟児ちゃんがかかりやすい病気など、ちゃんと情報を知りたい時におすすめ。特にRSウィルスについては、流行状況と都道府県別の流行状況の確認もできるので便利ですよ!
4.はじめてのNICU
多くの早産児ちゃんがお世話になる保育器を製作しているATOMが運営しているサイト。はじめてのNICUは医師や看護士が執筆しており、信頼できる情報のみが掲載されています。
5.ちょっと早く生まれた赤ちゃんのサポートブック
哺乳瓶でお世話になっているピジョンが発行しているサポートブック。オンラインでも見れるし、ダウンロードして印刷もできます。冊子の郵送もしているので問い合わせてみては?大きくてしっかりしたフルカラーの冊子です。さすがピジョン!
ただ、基本的に在胎週数34週~36週を対象として作られています(約8割がこの週数だからだそう…。)週数に関係なく早産全般を対象にしてくれてもいい内容なのに…もったいないなぁと思いました。
6.低出生体重児保険指導マニュアル
低出生体重児保険指導マニュアルは、保険指導をする職業向けに厚生労働省が作成したマニュアルです。科学的な根拠を知りたい人やもっと詳しく知りたい人で、余裕があれば見たらいいのではないかな?と思います。
https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kodomo/kodomo_kosodate/boshi-hoken/dl/kenkou-0314c.pdf
7.NICU命の授業【本】
神奈川子ども医療センター新生児科の豊島先生が書いた本。地元で命の授業として行ってきた講演をまとめた内容になっています。命とは、障害とは、本質を問いかけるような内容です。
私たちは小さな赤ちゃんからたくさんのことを教えてもらっているんだ!と気づかされました。
8.大丈夫。今日も生きている【本】
NICU入院中、面会ノートや日記を書かれた方も多いのではないでしょうか?写真家の田尾沙織さんが25週で早産してから入院中の記録を綴った本です。あの頃のことを思い出し、分かるーと共感できる本です。何週で産まれても何グラムで産まれても、ママも気持ちは同じなんだなぁ~。
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9.早産ママたちのサークルや家族会
周りに早産の事を話せる人がいなくて孤独を感じている人もいるのではないでしょうか?地域によっては、早産ママのサークルや家族会があります。ちょっと勇気を持ってつながってみては?私はリアルに話せる友だちができてとても心強かったです!オンラインでも繋がれる時代に生きていて良かったわ~と思います。
10.SNS
SNSは好き嫌いあると思うのですが、Twitterで早産ママとつながるのもいいですよ!定期的に早産ツイオフも開催されています。また、Instagramも投稿が多いです。早産児サークルの投稿も多いので、近くでお話できる人が見つかるかもしれません。
身近に早産仲間がいなくてもSNS上にはたくさんの早産ママがいてびっくりしました。同じような悩みを共有したり質問したり、アドバイスがもらえることも。本音をつぶやきつつ、ゆるくつながりたい人にはおすすめです。
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