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場面緘黙症かも?本のおすすめ「私はかんもくガール」の感想

未熟児育児中の悩み

場面緘黙症なのかな?HSCなのかな?おとなしいだけなのかな?三女は、幼稚園で難なく過ごしているようですが、園長先生には挨拶しなかったりお友達に返事しなかったり…小学校入学にあたり喋らないことによる心配事が増えてきました。

発達検査は何とかできましたし、場面緘黙と断定するほどではない気がするのですが、どうして時々声が出せないのか分かりません。場面緘黙症をちょっとでも理解したいな~と思って「私はかんもくガール」を読んだので感想をご紹介しますね。

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私はかんもくガールを読んだ感想

「私はかんもくガール」は、場面緘黙症を克服した らせんゆむさんのコミックエッセイ。漫画形式なのでサクサク読み進めます。しゃべりたいのにしゃべれない、場面緘黙症側の気持ちが分かる本です。お話の終わりごとにかんもくネット代表の解説があり、場面緘黙症の理解や就学や就労といった大きな節目にどうしたらいいのか、理解につながりました。

 

3~4歳ぐらいの時、「自分から話さなくていい」と決めたゆむちゃん。その決意により後々十数年に渡って人前で話せない「場面緘黙症」に悩むことになりました。ゆむさんの家庭は両親の喧嘩が絶えず、言葉の暴力もあったそう。幼稚園は辞めたものの、小学校、中学校と話せないまま悶々とした日々を過ごします。小声で話すとからかわれたり、強い女子のターゲットになりやすかったり…

注意!選択制緘黙は家庭環境のせいで発症するものではなく、行動抑制的な気質からくるものという説が有力です。ただ、家庭環境は健全な育成を拒むため、場面緘黙症の克服が困難になる可能性があります。)

人前で話せないとこういう事が起きがちなのか…
フォローしないといけないな…

家では話せる分、外で喋れていない様子って分かりにくいです。リトベビ♡ちゃんは幼稚園でお友達とは話せているようですが、園長先生と話せなかったり、病院の先生と話せなかったりします。ゆむさんのように、こういう場では話さない、と決めているように思われます。

1年前の様子…あまり変わってないかも?

場面かんもく症なのかな?特定の場で喋らない4歳児に悶々
4歳のリトベビ♡ちゃん、場面かんもく症なのかな…?と疑っています。家ではよくしゃべるし、言ったこともよく分かっていますが...

話さない状況の中でも、ゆむさんには得意な絵があったり、習い事のエレクトーンや水泳ができることでスモールステップの成功体験を積んでいました。小さな成功体験を積むことで得られる自信は大切なんですね~。リトベビ♡ちゃんにもそろそろ習い事させたいのですが、かかと離れるのは嫌だと拒否されています。不安症な気質ゆえかな…

ゆむさんは音楽が好きなことから吹奏楽部に入り、高校は得意な絵を活かせる美術系を選択。高校入学を期に話せるようになったものの、人間関係をうまく作ることはできませんでした。大学に入学すると友人ができましたが、自分を心からさらけ出すのは難しかったそうです。

新しい環境に入ることによって場面緘黙を克服しつつあったゆむさんでしたが、社会人になるとかんもくの後遺症でうつ病を発症します。その過程の中で場面緘黙症という言葉を始めて知るのでした。

場面緘黙症を克服するまで色々あったようですが、転職先で出会った上司と結婚されお子さんもいらっしゃいます。今は充実した幸せな日々を過ごされているそうです。場面緘黙であったとしても、明るい未来に希望が持てる本でした。

場面緘黙の軽度なのかな?接し方が悩ましい

どうしてリトベビ♡ちゃんが特定の場面で話さないのか分かりません。全く話せないわけではないので、軽度の場面緘黙症気質なのかな?と思っています。

・園長先生に挨拶しない(園生活の中では話せる)
・病院の診察室では話さない(待合室ではおしゃべり)
・改まった場面でお友達に何か言われても答えない(何回も聞かれると無視(汗))

いずれも数年間同じ状態が続いています。だけど本を読んだことで、本人にも話せない理由が分からなくて説明できないと分かったので、「どうして喋らないの?なんで?」と聞くのは止めました。

今は本人の中で少しずつ話そうとしている段階のように思えます。少し前に、初対面の人に何歳?って聞かれて3秒くらい間があったけど「5歳」と言えました。一度言えると他の話もできるみたいで、一瞬緘黙克服したのかな?と思うほど。時々ですが、お友達にお手紙やプレゼントもらった時など、ありがとうも言えるようになりました。

かか
かか

まだ話せるタイミングにムラがあるし、きっと話そうと頑張っているんだろうな~

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場面緘黙なのか考えすぎなのか?接し方が悩ましいですが、むやみな発話を促さないようにして見守っていきたいと思います。

私はかんもくガール感想 まとめ

私はかんもくガールは、緘黙の対処法がメインではなく、緘黙当事者の気持ちが分かる本です。成長に伴って緘黙で困る事やその後遺症まで、本を読むことで長い目で緘黙ガール&ボーイの気持ちが理解できるかもしれません。

気質や繊細さや不安…複雑な要素が絡む問題で簡単には解決しないけど、ちょっとしたきっかけで克服することもあります。少しずつチャレンジと成功体験を積んでいけたらいいのかな~と思いました。

 

 

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