リトルベビーハンドブックを作成していた福岡県。ついに発行になりました~パチパチ。もともと「小さな天使 親子手帳」があった福岡県なので、要望があってからとてもスピーディー!私のいる自治体とは大違いだ。。。
それはさておき、ネットで公開してくださってるので、誰でも見ることはできますよ!PDFなのでダウンロードして印刷するのもいいですね。ありがたい~。こういう事例が増えてリトルベビーハンドブックが全国に広がっていくといいなーと思います。
福岡県のリトルベビーハンドブック入手方法
福岡県のリトルベビーハンドブック「小さな赤ちゃん親子手帳」は、2020年6月中旬から配布が始まります。
小さな赤ちゃん親子手帳入手方法は3つ!
- 小さな赤ちゃんが産まれる福岡県内の周産期母子医療センターなどから直接配布。なので、NICUがあるような病院で出産していれば、自然に入手できるはずです。
- 里帰りなどで県外出産だった場合は、市町村が配布することとなっています。
- インターネット公開されているものをダウンロードする。自分で印刷しないといけないですが、福岡県外の早産ママでも入手可能です。
配布対象は、出生体重が1500g未満の極低出生体重児ちゃん、1000g未満の超低出生体重児ちゃんへは全員配布、2500g未満の低出生体重児ちゃんへは支援が必要な場合に配布、となっています。
こればかりは仕方がないとも思うのですが、支援が必要な場合というのがどの程度なのかな、と気になります。対応する行政の人によって違いがなければいいな、と願うばかりです。個人的には体重に関わらず必要としている人に配ってほしいな~と思います。
だって、何週で産まれても、何gで産まれても、早産だと普通に産めなかった、申し訳ない、って思うじゃないですか。正期産でも発育遅延があると、ごめんね~小さく生んでってママは自分を責めてしまうし。小さな赤ちゃんとそのママに広く届く日がくることを願います!
小さな赤ちゃん親子手帳 福岡から広がってほしい!
福岡県では、これまでも早産児・低体重児向けの手帳がありました。2010年に発行された「小さな天使 親子手帳」です。ただ、内容がリトルベビーハンドブックのような当事者目線ではないものだったそうです。当初、県で発行したものの、窓口が市町村に変わったことで必要な人にいきわたらない、という問題も抱えていました。(西日本新聞の報道による)
福岡県の早産児サークル「Nっこネットワーク カンガルーの親子」の要望を受け、県議会で議題にあがり知事がリニューアルを決定。それが2019年のことなので、作る!と決めて予算がつけば1年くらいで発行になっています。福岡県には福岡市、北九州市と政令指定都市が2つもありますが、そこの垣根なく県として発行できているということは。。。
政令指定都市だろうと県であろうと、自治体がやる気になれば作れるってことじゃん!
県に要望に行ったとき、政令指定都市があるから難しいって言われたんですよ。行政のことはわからないから、なんでだろ~くらいにしか思わなかったけど、やればできるってことよね。福岡県には「小さな天使 親子手帳」という前例があったから早かったというのもあるとは思います。
こういう事例が増えていくと、自治体の重い腰もあがるかもしれないので、どんどん全国に広がっていくといいな~♪静岡県、名古屋市、川口市に続いて福岡県でもリトルベビーハンドブックが発行!岐阜や佐賀県でも動きがあるようなので、引き続き調査しようと思います!
リトルベビーハンドブック福岡県版 まとめ
リトルベビーハンドブック福岡県版は、「ふくおか小さな赤ちゃん親子手帳」という名称です。福岡県内で早産、低体重児になった対象者に配布されます。配布開始は2020年6月中旬~です。
福岡県には早産児サークルの「カンガルーの親子 Nっこネットワーク」が長く続いていて、色んな市でもサロンが開かれたり病院が協力的だったり、とてもうらやましいな~って思っています。
なかなか周りに早産仲間がいなくて孤独…って人もいるかもしれませんが、全国をみればたくさん頑張っている小さな赤ちゃんやママさんがいますね。私もできることを少しずつしていきたい、と新たに思いました(^o^)
※その他のリトルベビーハンドブックの入手方法→リトルベビーハンドブックの入手方法!いつどこでもらえるの?
※リトルベビーハンドブックの働きかけについて→リトルベビーハンドブックがほしい!実現のためやっていること
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