「手のひらの赤ちゃん」を読んだ感想!

手のひらの赤ちゃん読んだ感想 早産関連ニュース

「手のひらの赤ちゃん」という本はご存知ですか?超低出生体重児として産まれたなのはちゃんと家族の記録が描かれたノンフィクション。本を書いたのは、芸人ケツカッチン 高山トモヒロさんです。

早産経験者なら分かることもあるし、読んでいて心がぎゅーっと苦しくなることもありましたが、とにかく最後には心温かくなる素敵なお話だったのでご紹介しますね!

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「手のひらの赤ちゃん」 あらすじ

超低出生体重児・奈乃羽ちゃんのNICU成長記録「手のひらの赤ちゃん」。著者は芸人ケツカッチンの高山トモヒロさん。TV関係で知り合いだった奈乃羽ちゃんのお父さん敏哉さんとお母さんの佑里子さんから成長記録を残したいと依頼され、取材を重ねて発行された感動の実話ルポです。

 

不妊治療を経てこれが最後と思いやっと授かった大事なわが子。ごく普通の妊婦だったのに、21週と4日で破水し、そこから絶対安静となり一日一日を過ごす。現在の日本の法律では、21週は流産とみなされ救命措置をしてもらえないのです。

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22週の壁は何とか越したものの、陣痛が始まり22週3日325gの女の子の赤ちゃんが産まれた。その時、医師から告げられた言葉…

「赤ちゃんの生存率は30%です」

NICUの保育器で頑張る小さなわが子のため、名前をつけ搾乳をする日々が始まった。時には落ち込み、敏哉さんともケンカになることもあったが、できることをしてあげたいと病院に毎日通うように。奈乃羽ちゃんを通してふたりの絆が強くなる過程も描かれています。

腸の手術を2日連続で行う、床ずれで皮膚が痛々しい、むくみや貧血による輸血、薬の副作用。。。次々と心配事は起きるがその時にできる治療を行い、奈乃羽ちゃんは少しずつ大きくなっていった。しかし、感染症や腸閉塞、未熟児網膜症、肺高血圧と予断を許さない状況が続きます。

そして生後9ヶ月を過ぎたある日、奈乃羽ちゃんはパパとママの腕の中で息を引き取りました。

奈乃羽ちゃんと同じNICUにいて交流のあった2家族のことも、この本には描かれています。長期間の入院という点では同じでも、症状や心配事はそれぞれ違うものです。

結末にはそれぞれのご家族が前向きに生きている様子が描かれています。共通していることは…

わが子がいた時間は、これまでの人生で一番幸せだった、わが子になってくれて、幸せな時間を届けてくれてありがとう

という気持ち。家族愛の大きさ、温かさを信じられる作品です。

「手のひらの赤ちゃん」を読んだ感想

「手のひらの赤ちゃん」タイトルで小さく産まれた赤ちゃんのことだ!って分かりますよね。私は最初Twitterで知って気になって探しました。

涙なしに読めないとは分かっていましたが、もう本当に涙が止まらない。

・早く産んでしまった…
・小さい体で頑張らせている
・赤ちゃんにも周囲にも申し訳ない
・どうしてこうなったんだろう、私のせい?

早産になってしまったママの気持ちは一緒です。痛いほど分かるけど、他の人はどうやって乗り越えていったんだろうって思っていました。病院スタッフの方、お医者さん、身内などのサポートがあっての事ですが、頑張るわが子を見て、わが子の生命力を感じていくうちに、

こんなことでくよくよしていられない!
わが子が痛い治療を頑張っているんだから、自分もできることをして頑張らなきゃ!

そういう気持ちにシフトしていくんですよね~。その点は佑里子さんと共通していると思いました。赤ちゃんの容体の問題ではなく、わが子を思う気持ちなのだと思います。

佑里子さんと交流のあった2家族も同じように様々な葛藤を経て、わが子へ大きな愛を降り注いでいました。過酷な現実、迫られる決断、その中でも一番良いと思う選択をしていく。どれほど辛いことだったでしょうか。

でも、わが子を思い悩み抜いたからこそ、幸せな時間だったと振り返られる日が来るのだろうと思います。

手のひらの赤ちゃん最後は、お空に帰ったわが子と過ごす日常が明るく描かれています。久しぶりに3家族で集まる食事会。子どもの代わりが象さんだったりヒマワリだったり骨壺だったり…常にわが子の存在を感じて今も愛情を注いでいました。

そして、世界で一番小さく産まれた赤ちゃんが退院したニュースを喜び、

「今NICUで闘っている赤ちゃんの明るい未来を祈って。すくすくと成長していけると信じて。乾杯」

わが子はお空に帰ったけど、小さく早く産まれた赤ちゃんの未来が明るいといいな…、と思う気持ちは同じ。家族愛って大きい、素直に素晴らしい!読んだ後はぐずってわがままを言う子にも優しくなれそうな…?心優しく温かくなるそんな気持ちになりました。

「手のひらの赤ちゃん」を多くの人に読んでもらいたい!

手のひらの赤ちゃんは、多くの人に手に取ってもらい読んでもらいたい!と思う本です。

でも、早産ママによっては、気持ちが重なって辛そう…読めないという人もいらっしゃると思います。もし、読んでみたいという気持ちの方が大きくなったら、ハンカチとティッシュ片手に読んでみてください。

育児に疲れたら、時々NICUやGCUで頑張っていた時の写真を見て振り返ってみるのもいいですね~。今があることの喜びを素直に思い出せます。

正期産、早産、低出生体重、疾患…どんな形であれ、産まれてきてくれた命に感謝し、大切にしていく世の中になることを切に願います!

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