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母乳バンクの費用や送料は?ドナー登録するにはどうしたらいい?

早産関連ニュース

母乳バンクの費用や送料はかかるのかな?母乳バンクの存在を知り、ドナーになりたい!ドナーミルクの提供ができるかもしれない、と思った場合、どうすればいいのかな?経済的な負担があるのかな?と気になりますよね。母乳バンクへドナー登録する場合にかかる費用や手順についてご紹介します。

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母乳バンクのドナーになる条件

母乳バンクのドナーになるためには、赤ちゃんが必要とする量以上の母乳が出ていることが第1条件。何よりわが子へ与える母乳が優先です。そのうえで、これまでに輸血や臓器提供を受けていないという、献血と同じ条件をクリアしていることも必要です。

次に、血液検査(HIVや肝炎、梅毒といった検査)の結果に異常がないことが条件となります。また、過去3年間に悪性腫瘍の治療歴がないことも確認されます。(注意!母乳バンクのドナーになれない人が授乳できないわけではありません。医師にご相談ください)

ドナーに必要な血液検査の内容は、妊娠中に一度は受けたことのある血液検査と同じですよね。ですが、出産時にトラブルで輸血する可能性は誰にでもありますし、何かしらの感染が起きないとも限りません。そのため、ドナー登録するには、指定された施設で検査を受けていただく必要があります。

検査結果の有効期限は6カ月までで、期限を過ぎると再び血液検査を受けるようになります。その際の検査費用負担はありません。

母乳バンクでは、産後1カ月以上経過し、3回以上(2リットルが目安)提供できそうな方にドナー登録をお願いされています。ママも無理のない範囲で協力できればいいですね♪

母乳バンクの送料はかかる?

搾乳したドナーミルクは、ヤマト運輸のクール宅急便の着払いで送れます。なので、母乳バンクへ送る側の送料負担はありません。ドナー登録ができると送り状がもらえるので、ドナーミルクの準備ができ次第発送可能です。

発送前には搾乳チェックリストの記入があります。具体的には、病気になっていないか、薬を飲んでいないか、アルコールを大量の飲んでいないか、などです。赤ちゃんに授乳していたら日ごろから気をつけている内容ですが、安全のためにチェックリストで正確に伝えましょう。

ほんのわずかな異物でも混入するとドナーミルクとして使用できません。輸送中に破損があったら廃棄になってしまいます。破損しにくい梱包例もHPにあるのでご確認ください。

また、母乳バックと必要があって希望すれば搾乳機(手動)の提供もあります。注意事項を守って、心を込めて送付していただけると嬉しいです。

母乳バンクへドナー登録するには?

母乳バンクへドナー登録するにはまず、母乳バンクへウェブ登録をした後に血液検査を受けることが必要です。どこの病院で受けた血液検査でもいいわけではなくて、ドナー登録・検診をおこなっている施設へ行き、問診と血液検査をします。ママの検査にかかる費用負担はありません。

ドナー登録・検診をおこなっている施設は限られており、9都道府県16か所のみ(2021年現在)。その施設へ出向いて検査をしないといけません。また、検査施設へいくまでの交通費は実費負担となります。そのため住んでいる場所によっては、ドナー登録したくてもできないのが現状です。

検査ができる施設は母乳バンクホームページにありますが、母乳バンクの紹介が必要です。直接施設へ連絡するのではなく、先に母乳バンクの方へ登録をお願いします。

また、ドナー登録ができていても、乳腺炎や感染症、予防接種を受けた場合など、一時的に母乳の提供ができない場合があります。ドナーを終了する場合は母乳バンクへ一報をいれてください。

母乳バンクに提供・協力したい人へ

母乳バンクの運営は簡単ではなく費用もかかっています。それらの費用を賄い、ドナーミルクの提供先やドナー検査ができる病院を増やすなど、必要とする赤ちゃんへ届きやすくするためのクラウドファンディングが行われています。詳しくは別記事にまとめました。

母乳バンクに協力したい!今ならクラファンで寄付できます
母乳バンクってご存じですか?早産や低出生体重児で生まれた赤ちゃんにとって、命綱にもなりえる母乳は壊死性腸炎にかかるリスク...

母乳バンクへクラウドファンディングができるサイトはこちらです↓

一般社団法人 日本母乳バンク協会
早く小さく生まれた赤ちゃんには、母乳は薬でもあります。しかし、母乳がなかなかでない、何らかの理由で与えられない場合もあります。未熟な赤ちゃんに粉ミルクを与えることは壊死性腸炎のリスクでもあるので、日本小児科学会や日本新生児成育医学会は、このような場合は粉ミルクではなくドナーミルクを与えるよう提言しています。小さな命をす...

母乳の提供はできないけど、同じように小さく早く生まれた赤ちゃんのために何かできることがあれば…という方、いかがでしょうか?どこにいても必要な赤ちゃんへドナー―ミルクが届く日が来ますように♪

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