知ってるかい?ソウハクのこと!コウノドリチラシと私の胎盤早期剥離

早産関連ニュース

「ソウハク」って、聞いただけで分かりますか?常位胎盤早期剥離(じょういたいばんそうきはくり)のことです。3女が28週のとき、早産で超低出生体重児として誕生した原因。産科医からあと30分出すのが遅かったら危なかったと言われるほど、娘は危険な状態で産まれました。

私は3人目だというのに、言葉としては知っていても病気の内容は分かってなくて。。。後から知れば知るほど、血の気が引く怖い病気です。誰にも予測はできないものだけど、もっと知っておけばよかったと後悔しています。
そんな中、Twitterを眺めていたら、ふと目にとまったNHK大阪報道部のツイート。ぜひ多くの人に知ってもらいたいと思うのでご紹介します。

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ソウハク知ってるかい?コウノドリのチラシ配布

大阪府では早期胎盤剥離について正しく知ってもらうため、ドラマにもなった漫画「コウノドリ」、鈴ノ木ユウさんのイラストでチラシを配っているそうです。
サクラ先生が「知ってるかい?ソウハクのこと」と、するどく語りかけてくるこのチラシ。

こちらは同じ内容のNHK大阪報道部のフェイスブック↓

常位胎盤早期剥離とは?の説明とソウハクが起きたときの特徴的な症状を紹介し、一つでも当てはまる症状があれば夜中でも受診するよう呼びかけているとのこと。ソウハクの症状として

  • 性器出血
  • 腹痛
  • 赤ちゃんの動きが少ない

これ、まさに私がソウハクを起こした時に当てはまった症状です。しかも全て。

こんなチラシを病院でもらっていたら、ソウハクを疑ってすぐ病院に連絡しただろうな、こういう重要なことの周知はもっとしてほしいと思いました。

私は何かおかしいと思いながら、病院に行ったばかりだからと痛みを我慢してしまったことをすごーく後悔しています。運よく助かったものの、母子ともに危険な状態に陥りました。

異常がなく赤ちゃんの無事が確認できればそれでいいので、おかしいと感じたらママの勘を信じ、ためらわずに病院に連絡してもらいたいです。

私がソウハクを発症したときの体験談

何年経っても3女の出産話になると涙があふれてきます。胎盤早期剥離の恐怖と早産になった申し訳なさ、いろんな感情が入り乱れてしまうんです。だけど、誰にもこんな後悔はしてほしくないから、体験談として残そうと思います。

28週の健診後、お腹の張りが異常になる

28週0日、妊娠8ヶ月の健診に行きました。赤ちゃんは少し小さ目と言われましたが、経過は順調。エコーで1000gくらいにはなったかな?とのことで安心しました。ただ、胎盤の位置が低いため、妊娠後期に入って張り易くなるかもしれないと、予防的に張り止めの薬が処方されました。

あまり深刻には思わず、健診後は買い物へと出かけました。夫もいたので色んな用事を済ませようと、銀行やショッピングなどあちこちへ。よく歩いた方ではあるけど、無理をしたつもりはありません。

その日の夕方、お腹が張るので横になっていました。強い張りというより鈍い、重いような感じです。いっぱい歩いたからかな?便秘になってたからかな?などとのんきにかまえていました。
夜ごはんを作ろうと起き上がり準備を始めると、ピキーン…とお腹の奥から鋭い痛みを感じました。一瞬立っていられなくなるほど。ごはんは作れないと諦め、横になって様子見。しばらくすると張りは収まらないけど、痛みの強さは弱くなったような気がしました。

張ると胎動が少なくなるけど、張りが弱くなると胎動もあります。病院に行くべきなのかどうか悩みましたが、その日に健診に行ったばかりだし、張りやすいって言われたからそのせいなんだろうと自己判断。眠れないほどおかしかったら病院に連絡しようと眠りにつきました。

後から思えば、この時点で病院に連絡して診察してもらうべきだったと思います。早めに病院に行っておけば、早産にならずに済んだかもしれないし、ソウハクにもならなかったかもしれない。後悔しかありません。

28週健診の翌朝、出血してしまう

翌朝いつものように目覚め、トイレに行くと出血。少量でしたが、即病院に電話して病院へ行きました。
陣痛室ですぐNSTを開始。赤ちゃんの心臓音が聞こえてほっと安堵しました。その後診察があり、出血ありだったからか?経膣エコーをして、子宮頸管や子宮口は大丈夫、切迫早産で安静のため入院するように言われました。

今となってはこの時にどうして腹部エコーをしなかったのかな?と思います。が、腹部エコーをしていたら血腫が分かって胎盤剥離の疑いで、そのまま救急車で運ばれていたかもしれません。

というのも…産後に分かったことですが、出産時の胎盤剥離の血腫とは別に古い血腫があったと言われました。この時にも胎盤ははがれていたと推測され、場所や量の関係で赤ちゃんは無事だったのだと思われます。後から知れば知るほど怖いです。

切迫早産で安静入院、落ち着いた矢先再び出血

切迫早産の診断で、トイレ時以外はベッドで安静にする生活。リトドリンの24時間点滴、1日2回NSTをとっていました。張りや出血も収まり落ち着いたから早く退院したいと思っていた矢先のことです。

28週6日の夕方のNSTの直前、再び出血。看護師さんに伝えてNSTを取ると、張りが規則的にきていました。看護師さんが血相を変えて車いすを持ってきて、急きょ診察してもらうことに。最初は少量だった出血も、診察してもらう頃には量が増えていました。ドクターのとっさの判断で、NICUのある周産期母子医療センターのある病院へ受け入れ要請、救急車もすぐ来て運ばれました。

周産期母子医療センターに着くころには、出血も止まらないし血圧も急上昇。猛スピードで処置と帝王切開の準備が始まり、人生で初めて命の危機を感じました。全身麻酔下、新生児仮死で娘は誕生。878gと小さな小さな赤ちゃんでした。

母子手帳には、常位胎盤早期剥離と書かれています。新生児仮死のところには〇がしてありませんが、病院の請求書に重症新生児仮死と書かれているのを見ました。

県内でも異常分娩数が一番多い周産期母子医療センターでしたが、これほど急に危険になることはそんなにないそうです。お医者さんの判断が早く、適切な処置で助かったことには感謝しかありません。

早期胎盤剥離で新生児仮死だった娘は元気です!

全身麻酔の緊急帝王切開だったので、娘が産まれたときの様子は誰にも分かりません。ただ、新生児仮死だったことは分かっています。娘はNICUへと運ばれ、約100日入院し2,900gまで成長して退院しました。
色々なことはありましたが、娘は現在3歳。幼稚園に通い、毎日外遊びを楽しむ元気な子になりました。
私のソウハクは、切迫早産で産婦人科に入院していたこと、NSTを始めるタイミングでソウハクになったこと、祝日の夜で手術室が空いていたこと、などの幸運が重なり、身体的には後遺症なく今があります。

常位胎盤早期剥離は母子ともに危険な病気だと後から知り、身の毛がよだつ思いがしました。現在、コウノドリの「知ってるかい?ソウハクのこと」チラシは大阪府でしか配られていませんが、妊婦さんには知っておいてもらいたい。全国に広まるといいな~と思いました。

ソウハクで入院した時の事⇒28週強い張りで切迫早産に!病院に行くべき?自己判断は禁物!

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