タコを未熟児の赤ちゃんに贈ろう!「Octopus for preemie」というプロジェクトをご存じでしょうか?私も新年早々にこういうボランティアがあると知り、とても興味を持ちました。これ、早産直後に知っていたら編み物なんてしたことのない自分でも頑張ってたと思うんですよね~。
日本の病院は持ち込みに対する制限が多く、衛生面の観点から受け入れてくれるかどうか?というところから始めないといけないかもしれないけど、ぜひいつか、すべての早産・低出生体重児ちゃんにタコのあみぐるみを贈りたい!ママが作る応援をしたい!!と思いました。というわけで、さっそく調べてまとめます。
タコのあみぐるみを早産・低出生体重児・未熟児の赤ちゃんへ!
「Octopus for preemie」は、デンマーク発祥のプロジェクトです。赤ちゃんはおなかの中にいるときにへその緒を握ったり引っ張ったりして遊んでいます。だから赤ちゃんは本能的に指をぎゅっと握るんですね~。でも、早産・低出生体重児でママから離れて保育器にいると、ふれあいの機会は限られてしまいます。
そんな時こそタコのあみぐるみの出番!たこの足がへその緒の代わりとなって、握りしめることで赤ちゃんに安心感を与えます。また、チューブを引っ張ってしまう回数も減るそうです。赤ちゃんにとっても赤ちゃんのケアする側にとってもメリットのある初めてのおもちゃ。なんて素敵なんだ~!と感動しました。この活動を知ったきっかけはこのツイートでした!
小さく産まれた赤ちゃんは保育器の中で心電図や点滴などのチューブに囲まれて育ちます。赤ちゃんたちは足がチューブに似ているタコの編みぐるみがそばにあると安心するそう。3号のNICUのwelcome boxに入っていました✨こんなチャリティーがあるなんて知らなかった🥺かわいい💕 pic.twitter.com/1bRdHF4abN
— クレモンティーヌ (@Mikan_Kibun) January 3, 2021
「NICU WELCOME BOX」ってすごく温かみがあっていい!私はNICUの医療者の温かみは感じるんだけど、特殊な空間で入るのが怖い印象があったんですよね。産後しばらくは、未熟児センターに行くのも辛くて足取りが重かった。。。
チューブは痛々しいと思ってしまうし、保育器そばにいてもすることないし居心地悪くてすぐ帰るみたいな感じでした。そんな時にタコのあみぐるみを作れたら気分も違ったんじゃないかな~。
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デンマークで始まった「Octopus for preemie」は、今ではイギリスやアメリカ、オーストラリア、スペイン、ウクライナなど、欧米を中心に広がっています。インスタやツイッターをのぞくとたくさんのタコちゃんがアップされているんですよ~↓
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たこのあみぐるみを未熟児ちゃんに!日本ではどうしたらいい?
この活動は2017年9月から日本でも始まっているようです。ありがたいですね!
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ただ、日本では海外ほど盛んではないような感じがします…。HPの更新もインスタの更新も数年前で止まっている(泣)作り方はパンフレットにあるんですが、素人の私にはさっぱり分からず。
日本はボランティアで編み物をするという概念もあまりないし、病院の制限が厳しいというのもあるからではないかな?
リトベビ♡ちゃんがいた病院は、ビデオカメラ、デジタルカメラ、面会ノート以外の持ち込みは禁止。保育器の中に何か入れるなんて絶対無理だったんですよ。感染症につながる恐れがあるものは絶対受け入れてもらえないでしょう。専門的なところの判断はお医者さんなのであまり強く言えないですし、むずかしさもあると思います。
タコちゃんプロジェクトをやりたい!
私の中で勝手に「タコちゃんプロジェクト」と名付けました。今は気持ちだけ先走っている状態です。NICUが無理なら新生児ちゃんからでもいいしな~と思っています。
今はコロナで面会制限も厳しいし、たこちゃんのあみぐるみをママが作ることでちょっとできることがあったり、赤ちゃんが足をぎゅっとできるだけで安心感につながったりするなら届けてあげたい!
まずは、病院と話しをしないと始まりませんよね。半年に1回のフォローアップ健診以外に病院とのコネクションがないので、何かアクションを起こせるように準備してきたいと思います。その前に編み物なんてしたことがないので、まずはサンプルを作ってみることが必要かな…頑張ろ~!!
というわけけで、遅ればせながらあけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。
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