男性も育休を取得する人が増え、男性育休を推進する会社も増えてきました。我が家には3人子どもがいますが、主人は一度も育休を取得していません。十数年前の上の子たちの頃は、そんな世の中ではなく…仕事も忙しくてとれるはずもないから諦めていました。
だけど、3人目にして世の中の風向きも変わってきたから、パパも男性育休取得しよう!と話し合っていたのですが、3月にまさかの急展開で早産に。退院する頃に育休を取ろうと思っていたけど退院の目途がたたず…育休取得ならず。まだまだ国や会社の制度は、早産のようなレアケースに対応できていないと思いました。
男性育休を取得してほしかった理由
そもそも、男性でも育休は以前から取得できていました。ただ、仕事の引継ぎや将来性、経済的なことを考えると踏み切れないのが実情。実際に全国的に取得率も低く、まだまだ目標には届いていないですよね。
長女の頃は女性でも育休取得率が低く、実際に育休を取得しても復帰するママは少数派。(余談ですが、育休中の給付金は30%、復帰半年後に20%が支給されるという制度でした。)「なんでまだ(出産したのに)働いているの?」なんてダイレクトに聞かれたものです。(今ならモラハラになりそう…)次女の時はリーマンショックとも重なり、「育休切り」なんて言葉もあったほど。職場復帰すら怪しかったのですが、なんとか異動だけで復帰。まだ社会が働く女性に優しくない、そんな時代をフルタイムで働いてきました。。
だけど、歳が離れたリトベビ♡ちゃん妊娠中のころ、社会もパパの会社も育休を取ろう!という風潮になっていたので、育休取れたらいいね~と話していました。3人目で育児に慣れているとはいえ、上の子は小学生。まだ何かと手がかかりますし、家事もままなりません。20代の頃とは違い、30代後半にもなって体力もないし、できるものならパパも育休を取得して二人で協力して育児をスタートさる経験をしたかったです。
男性育休が早産で取得できなかった理由
ところが突然の早産で、早産直後の数日は有休消化で休んでくれました。私が先に退院する時も有休消化。(パパの職場で急に休ませてくださったことには感謝しています)突然のドタバタで、仕事を調整しつつなんとか対応するので精一杯。有休だの育休だの言ってられない状況でした。
せめてリトベビ♡ちゃんが退院する時、育休取れないかな~と思っていましたが、早産の場合、いつ退院できるか?直前まで分からないんですよね…リトベビ♡ちゃんの退院が正式に決まったのは退院の3日前。パパも会社の総務に相談したそうですが…
育休は、育児休業開始予定日の1カ月前までに育児休業の取得を書面でだしてください。
なんと!育休は1か月前までに申請と法律で定められているんですー知らなかった…。パパの育休は計画的に取れるはずという考えで設計されていますよね。予定日前後に生まれて退院できることが前提で、パパは前もって計画的に取れるでしょ!?ということなのでしょうか…
リトベビ♡ちゃんの退院の目途がようやくたってきたところで、今から申請して1か月後に育休取得と言っても微妙…仕事も繫忙期に入るし、その頃には子ども3人の生活にも慣れている。収入減らしてまですることなのか?
もう育休取らんでいいわ…早産だと1カ月前に育休申請するなんて無理だ
退院時は結局また有休消化で乗り切りました。早産とか病気とか、ママや赤ちゃんに事情がある場合、1か月前の申請でなくても育休を取れる社会になってほしい…と切に願います。
ピンタレストの育児支援がスゴイ!
個人の力ではどうしようもなくて、泣く泣く取得することのなかった男性育休。上の子の時もそうだったから慣れたものではありますが、またワンオペ育児が始まりました。
そんな中、Pinterestが社員に独自の育児支援を広げたというニュースを見ました!
・給与全額支給育児休暇(最低20週)
・NICUに入院した新生児がいる場合、8週間の家族介護休暇
など、他にも従業員のニーズに応えた福利厚生で素晴らしい!ここまでしてくれたら働き続けやすいし、パパも育児しやすいですよね~。無理なのは分かっているけど世の中の会社が全部こうだったらいいのに。。。
男性育休 早産の場合まとめ
1カ月前に申請することができれば、早産でもパパの育休取得ができます。ただ、急になりがちな早産で、準備ができていないと育休の取得は難しい。退院の目途がたたない早産・低出生体重児の場合、退院の時期に合わせて取得するのも難しい。
現状早めに会社に相談してみるか、交渉してみるしかなさそうです。法律が代わって会社の規則も、もう少し柔軟に対応できるようになるといいですね~。より育児がしやすくて働きやすい社会になることを切に願います。
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