早産や低出生体重で生まれた赤ちゃんのための母子手帳「リトルベビーハンドブック」をご存知ですか?
しずおか県で発行され、厚生労働大臣賞も取った早産ママに寄り添ったハンドブックです。
私の住む県にはないので、リトルベビーハンドブックがある場所は良いな~って思います。
今回は、ぜひ全国に広まってほしい「リトルベビーハンドブック」についてご紹介しますね。
リトルベビーハンドブックとの出会い
わがやのリトベビ♡ちゃん、修正月齢でみても小さいわ軽いわで心配していました。
いつまでたってもキャッチアップする気配もない
離乳食もごはんも、とにかく食べてくれないから体重増えない
1歳前後頃は気になって仕方ありませんでした。
で、検索魔発動!
私にとって母子手帳の身体発育曲線のページはトラウマでした。
見る度に落ち込んで…
そうだ!メモリが0gからの成長曲線があればいいんじゃない?
そう思って、0gからの身体発育曲線を検索。
ないなら自分でエクセルで作るつもりでした。
すると、静岡の早産児団体ぽこあぽこさんが作った「リトルベビーハンドブック」に出会いました。
「極低出生体重児発育曲線」のグラフがあって、0gから記入できるんです!
初めてリトルベビーハンドブックを知ったときの衝撃!
これよ、コレ!早産児ママでも記入できる母子手帳が欲しかったの!!
即、リトルベビーハンドブックを作った団体の人に連絡とってしまいました。
問い合わせた当時は、しずおか県版のリトルベビーハンドブックを作成している途中。
2018年3月に正式に発行され、電子版もあります。
他県の人でもダウンロードして印刷できるので、ぜひチェックしてみてください。
コチラ⇒しずおかリトルベビーハンドブック
リトルベビーハンドブックは、小さく早く産まれた赤ちゃんとそのママに寄り添って記入できるようになっています。
1500g以下の低出生体重で産まれた赤ちゃん用の身長と体重の推移があり、
出生体重によってどれくらいが目安になるかのグラフもあります。
それ以外にも、NICUの記録や経験者ママからの暖かい言葉に励まされるなど、
早産や低体重で子どもの成長に悩むママにぜひ手にしてもらいたい内容です。
リトルベビーハンドブックを全国に広めたい!
国際母子手帳委員会でも絶賛されたリトルベビーハンドブックは他県へも広まっています。
2019年6月現在では、
なごやリトルベビーハンドブック
こちらもPDFでダウンロードできます。
また、埼玉県川口市でも発行済み。
東京都や福岡県、岐阜県でも導入に向けて動きがあるそうです。
また、長野県や熊本県は以前から類似の低体重児用ハンドブックがあるようなので、該当する地域の方はぜひ問い合わせてみてください。
SNSでもリトルベビーハンドブックがほしい!ってつぶやきをよく見かけます。
地元にないならば、声をあげていこう!
行政に働きかけるのもひとつの手です。でも県や市の考え方や担当者さんによってはかなりの塩対応。。。心折れそうになることもあります。ここの地元で実現が難しくても、どこかで広がるきっかけになればいいし、広がってくれば行政も焦って対応するかもしれないので、ねばり強く交渉していきたいと思ってます。
リトルベビーハンドブックの必要性
私が早産後に心身ともにボロボロになったとき、
支えになったのは家族と先に早産を経験していたママ友でした。
産後うつになりそうで精神科も受診したけど、リアルに早産ママに会って話をするのが一番良かったと思っています。
でも、住んでいる地域に早産ママのつながりが無かったり、赤ちゃんの状態によっては外出もままならなかったり難しいこともありますよね。
全国にこのようなリトルベビーハンドブックがあれば、早産ママが無駄に悩まなくて済むんじゃないかなっ。
ぜひ、全国の必要な人に届くようになって欲しい。そう願わずにはいられません。
リトルベビーハンドブックはいつどこでもらえるの?↓
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