早産で未熟児ちゃんだった場合、お医者さんからも肺が弱いから気をつけるように、と言われますよね。ちょっとした風邪でも重症化しやすいとされ、子どもの体調にすごく気を使っているママも多いと思います。
うちの子も2歳1ヶ月の時、肺炎になって入院しました。入院に至るまでどのような様子だったのか、肺炎で入院した時の体験をまとめます。
早産で超低出生体重児だった娘は肺が弱いのかも?
28週でも超低出生体重児だったリトベビ♡ちゃん、風邪をひくとゼロゼロヒューヒューしやすく、なかなか治りが悪いことも多々ありました。元気な子なら3日くらいで治るところ、軽く1週間はどこにも行けない状態になって長引く、という感じでしょうか。。。
1歳をすぎてから保育園にも通うことになって、病気をもらいがちに。それでも近所のかかりつけ医で薬をもらって、自宅療養で何とかなっていました。保育園で過ごす初めての冬を何とか乗り越え、
もう早産だったからって体が弱いってこともないのかな~?
とのんきに思っていた2歳すぎに発熱。風邪かな?と思っていつものようにかかりつけ医に行き、薬をもらって帰り安静にしていました。咳もひどく呼吸も苦しそうで38度台後半~39度くらいの高熱続き…
3日経っても熱が下がらないので再度病院を受診しましたが変わらず様子見で、そんなんで大丈夫かな?何だかいつもより苦しそう、普通の風邪とはちょっと違うような気がしてましたが、お医者さんから特に何か言われることはなく、自宅安静にしていました。薬も咳止めや痰切、鼻水の薬だけ。
発熱から4日目の朝、少し熱が下がってきたのでそのまま治っていくと思っていたのですが、昼前にまた発熱。ぐったりもしてるし、呼吸も肩全体を使ってゼーゼーしているような感じでした。
何かよくひく風邪とは違う、苦しそうだし…
かかりつけ医は休診だったので違う病院へ。初めて行く病院でしたが、すぐにSpO2(血中酸素濃度)を測ったところ、93。看護師さんもちょっと低すぎるね、と驚いてました。通常健康なら97~100くらいの数値のはずです。
順番が来て診察してもらい、肺炎になっていたらいけないからレントゲン、採血と検査することに。採血の結果、RSウィルス、ヒトメタニューモウィルスは(-)陰性でしたが、炎症の値CRPが高いことが判明。正常時0~0.3の数値が5.2と異常に高くなっており、レントゲンでは、白いモヤモヤした影が見えました。
肺炎になっているから総合病院に紹介状を書きます。産まれた所の病院でいいよね。入院になると思うけど今からすぐ行って!
始めて行った病院ですぐに紹介状を書かれ、そのまま娘が産まれた総合病院に駆けつける事態となりました。
肺炎で入院…川崎病の疑いも
バタバタと総合病院にかけつけ、救急外来に小児科の先生が来て診察。紹介状に目を通し、ひととおり検査指示が出されました。採血の時には部屋の外に出ることになりましたが、響き渡る娘の泣き声。
ごめんね。痛い思いをさせてごめん。
レントゲンを再び撮って病棟に上がる前、検査後に再度診察すると身体になぞの赤い斑点が…お医者さんも驚いたようで、
入院して治療が必要です。川崎病の疑いもあります。心臓に悪さすることがあるから心エコーもしておきましょう。
さっきまでなかった赤い斑点に下がらない熱…主人が幼い頃、川崎病になったと聞いていたので、なっても不思議はないと思っていました。
ところが、心エコーする部屋に移動してお腹をみると斑点が薄くなっていました。。。あれ?お医者さんも何だったんだろうね~と言いながら、念のためエコーはすることに。娘はぐったりしていたので大人しくされるがままでした。
なぞの赤い斑点は消えていき、病棟に上がって入院となりました。色々手続きや処置をしてひとだんらくした頃、娘は主人に任せて一旦家に戻り入院準備。
細菌性肺炎だったと判明
娘は抗生剤の点滴と酸素マスク、薬で治療が始まりました。酸素マスクは嫌がって取ってしまうので、酸素のチューブにワンちゃんがつけられました。
さすが小児科!って感動したのはいいものの、やはり嫌がります。。。
なるべく酸素を口元の近くに持って行ってくださいね~
1日目は熱も高くぐったりしていたので心配で寝つけません。こういうときって、
肺炎になったのは早く産んでしまったせいなんだ…ごめんね
と落ち込みます。泣いても元気になるわけじゃない、と自分を奮い立たせ看病しました。翌日には熱も下がっていき、回復傾向に。翌々日には平熱になり、他の症状もでてないことから、
抗生剤が効いたことと他のウィルスはでてないことから、細菌性肺炎だと思われます。何かしらの菌が体で悪さしたんでしょうね。もう少し肺が元気になって、ご飯食べれるようになったら退院できますよ。
何の菌か何が原因か気にはなりますが、それ以上の検査は不要とのことでちょっと安心しました。
ずっとべったり甘えん坊な数日間でしたが、最終日前日にようやく病室の外の一部、病棟内だけ歩いてもいいよ~の許可が!ずっと廊下を行ったり来たり…元気になった姿にひと安心です。
細菌性肺炎から回復!退院
細菌性肺炎だったと分かり、回復したので1週間ほどで退院できました。
大きな病気をした時は免疫力が低下しているため、しばらく人混みは避けるように!それ以外は普通の生活でOK!薬は飲んでおいてね
ごはんを受け付けない日が長かったからか、娘は痩せてしまったような感じがしました。家に帰れば笑顔もみられ日に日に元気に。やっぱり家が一番だよね。
今回の一件で、何か苦しそうでいつもと違う…って母の勘はあなどれないと思いました。セカンドオピニオンとして違う病院に連れて行っておけば早く治ったかもしれない。
早産になってしまったことは変えられないし、それが原因で肺が弱いのも仕方ない。ですが、ゆっくり体も強くなっていっています。これからも病気には気をつけながら、ゆっくりとした成長を見守ろうと思います。
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