子どもの小食や偏食って本当に悩みのタネですよね。こんなんじゃ栄養が足りない、大きくならないって親が心配すればするほど悪循環におちいりがち。私もどうしたらいいのか分からず、八方塞がりで時間ばかりで過ぎていきました。そんな過去の私自身におすすめしたい本が発売されました!それが、「食べない子が変わる魔法の言葉」です。どういう点がよかったのか、どういう人におすすめの本なのか、ご紹介します。
食べない子が変わる魔法の言葉 感想
「食べない子が変わる魔法の言葉」は、ご自身が会食恐怖症になり克服されてきた経験のある山口健太さんの著書です。その経験を活かし、食べない子に悩むお母さんの相談に乗られています。その相談内容をぎゅっと凝縮し、子どもの小食や偏食をコミュニケーションによって改善できる、という趣旨の本です。
一般的によく言われている「食育」で調理の工夫や見た目をどうにかしろ、とかの小難しいテクニックの解説はありません。
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優しいタッチのイラスト入りで読みやすく、具体的なイメージもつかみやすいと思います。ほら↓
いわゆるこれまでの食育ってもったいない精神がベースにあって、
ご飯を残さない子に、食べ物に感謝できる子に、ママが工夫して育てましょうね~ウフフ
みたいな空気がありませんでしたか??
そんなことは分かってる!できるものならそうしたい。
だけど、どうしてうちの子が食べなくて、どうやったらいい方向に結びつくのか?ってことが全く分からなかったんですよ。
管理栄養士さんのようなプロ並みの対応はできないし、赤ちゃん時代は言葉では伝えてくれないから分かんない。時間が経てば解決するのかな…?と半ばあきらモード。
そういう時にこの本があれば、解決のヒントも見つかったかもしれないし、無駄に悩むばかりの時間を過ごさずに済んだんじゃないかな~と思いました。まさに、もっと早く知りたかったが詰まった本!
2歳を過ぎても小食偏食のリトベビ♡ちゃんの体重は成長曲線にのることはなく、引き離されていくばかり。
3歳で10キロって虐待を疑われるレベルやんけー、このままじゃまずいよね、
と検索魔になったとき、山口健太さんのホームページに辿り着きました。メルマガも拝読して、
そういう考え方があったのか!そういうアプローチをすればよかったんだ!とすごく心が軽くなったんですよ~だから、本が出版されたから飛びついたわけです。
インスタでも詳しく解説されています↓
もしかしたら娘はこういう経験から、こう思って食べないのかも?
というヒントもつかめました。そういう場合のママの気持ちのありかたも含めて、肯定された気がします。
食事を通して自己肯定感を高めることにもつながりそうです。
食べない子が変わる魔法の言葉 小食偏食っこママにおすすめ
子どもの小食や偏食に悩むママなら、既に色んな工夫をしたんじゃないでしょうか?
・細かく刻んでごまかせば食べれるようになるんじゃないか?
・味付けを変えたら食べてくれるかもしれない
・見た目を楽しくしたら食べるはず
どれもうまくいかず、疲労感だけ残る日々。食事の時間が苦痛でした。同じくらいの子を持つママ友に相談しても、
「お腹すけば食べられるようになるよ~」
「そのうち食べる日がくるよ~」
という会話をするばかり。甥っ子が小食だったことがあったので、姉や親に相談しても
「小食の子は本当に食べないよね。でもいつか食べる日が来るものよ」
「それにしても何でこの子はこんなに食べないんだろうね…」
ずっと解決方法や改善する兆しが見れないまま、離乳食時期が経過。普通食になって、白米は食べれるようになったけど、野菜や肉は見事に拒否。うまいこと口の中で選別して吐きだすんですよね~。
・感覚過敏、味覚過敏なのか?
・発達障害なのか?グレーゾーンなのか?
・食に興味関心がないだけなのか?
などなど堂々巡りして、最終的に
早く産んでしまった私が悪いんじゃないか??チーン
…ってなってました。
「なぜかは分からないけど、早く小さく産まれた子に小食の子が多い」
と担当医も言ってたので。。。
ただ、過敏であろうと発達障害からくるものであろうと、小食・偏食・食べない子の対応の仕方は同じ。調理の工夫や食材の工夫など既に試していて、「うちの子はそこが問題じゃないかも?」って思っているママにおすすめの本です。
だけど、食べない子の離乳食の作り方、とか、食べない子がみるみる食べるようになるレシピ、とかを探し求めている人には違う本かもしれません。
どちらかというと逆の発想で、やることを減らしていく、ママが楽になる方法が紹介されているので、なるべく楽に小食偏食対応したい人に読んでもらいたい一冊です。
食べない子が変わる魔法の言葉で楽になろう
子どもが食べないと心配だし不安だし、母親としては悩みますよね。だけど、どうしてなのかな?これはやらない方がいいんだ!って少し分かるだけでも楽になると思います。そういう食べない子の対応のヒントが「食べない子が変わる魔法の言葉がけ [ 山口健太 ]」にはあります。
うちの子食べないから私が頑張らなきゃいけない!と思っているママさん、あなたが作るごはんのせいじゃないはずです!
本を読んでなるべく早くラクに楽しい食事タイムを作ってみませんか?
離乳食時代は暗黒時代でした…⇒早産超低出生体重児の娘が離乳食を食べてくれない!どうする?
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